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フリーランス

【経験談】web制作の下請けのコツからメリットデメリットまで詳しく解説!

Author:Gaku(gaku92014091)

この記事の目次

IT業界では度々多重下請け構造が問題視されますが、ご多分に漏れずweb制作も同様です。

クライアントが大手になるほど2次受け、3次受けとどんどんマージンを抜かれた仕事が、直受けで仕事が取れない小規模なweb制作会社やフリーランスに回ってきます。

とはいえ、立ち上げ初期は下請けに頼ることが多くなってしまうことは仕方がないことだとも思います。今は直受けで回っていても、初期は下請け案件がほとんどだった会社も多くあります。

僕は下請けから始まり、直受けも経験し、考え方が色々と変わりました。

  1. 下請けは本業に専念出来るから良い
  2. やっぱ直受けの方が単価高くて良い
  3. どこから仕事をもらうかで下請けの方が良いケースもかなりある(←今ここ)

結論、信頼できる良い会社からの下請けは直受けよりも良いケースがあるので、メリットデメリットを理解して良い会社と付き合うのが良いです。

この記事では僕がweb制作の下請けでハマった経験や下請けのメリット・デメリット、コツなどについて紹介します。

直受けも経験して変わった下請けに関する考え方

僕がweb制作に専念したのは2018年なので2021年の現在で4年目になります。

1年目はほぼ下請けで、2年目から直受けも少しずつ取れるようになり、今はweb制作自体はあまりやっていませんが、月に1,2件は下請けで仕事をしています。

僕の場合は下請けといっても、デザインしかやっていない会社から、コーディングやプログラミングを依頼されるといった形です。詳しくは仕事の取り方の記事で触れているので、そちらも是非ご覧ください。

フリーランスとしてweb制作を始めて、下請けも直受けも経験し、考え方が色々と変わりました。駆け出しの方向けに経験談として、簡単に説明します。

下請けは本業に専念出来て良いと思っていた時期

最初は下請けは簡単に仕事が取れるし、クライアントとのやり取りもなくて、楽だなと感じていました。

この頃はコードを書くことが自分の中で1番やりたいことだったので、その本業(=コードを書く)に専念出来た点も満足していました。

ただ、クライアントとのやり取りをしないということは、自分からの提案も届きにくいということになります。また、間に入っている人のディレクションが下手だと、そのしわ寄せがコーダーやエンジニアにきます。

自分が未熟だったので、徹夜で作業するなんてこともあり、その度にやっぱり直受けの方が良いかもと思い始めました。

単価も高いし自分でコントロールしやすい直受けが良いと思っていた時期

  • コードを書くだけの仕事に飽きてきた
  • 間に入っている会社のディレクションミスのそのしわ寄せがくる

下請けを辞めたいと思った大きな理由は上記の2点です。

基本的に下請けの場合、言われたものを作ることになります。それ自体は悪いことではないのですが、僕はサイトの設計などもっと上流の部分から関わりたいと思うようになりました。

上流から関われれば、自分でコントロール出来る部分が増えます。

ただし、クライアントとのやり取りや提案書の作成など、今までやらなくて良かった仕事も増えます。

関わる会社によっては下請けの方が効率が良いと思った(←今ここ)

今までいくつかの会社と取引してきて、良い会社のクライアントは良いクライアントであることが多いように感じました。

自分で直受けをする場合、集客も大変ですし、特に最初は小規模な案件が多くなってしまいます。

その点、良い会社と付き合えば、直受けでは取れないような案件に関わることも出来るかもしれません。

下請けでも間に入っているディレクターが優秀で、クライアントの要望を上手くまとめて、制作サイドにパスしてくれればスムーズに作業が進みます。

  • 返信が遅い
  • 言っている意味がよくわからない
  • 用意して欲しい素材をスケジュール通りに用意してくれない

このようなクライアントは多く、下請けであればこの対応を自分でやらなくて良いことが多いです。

web制作を下請けするメリットデメリット

改めて下請けのメリットデメリットをまとめました。

web制作を下請けするメリット

簡単に仕事が取れる

もちろん仕事が出来るスキルがあればの話しですが、下請けで小中規模な案件をとるのは簡単です。

この記事にも書きましたが、スキルさえあれば喜んで仕事を流してくれる会社は多くあります。

フリーランスとして生きていけるかは、仕事があるかどうかでもあります。

それほどスキルはないけど、仕事がたくさん取れて稼いでいる人もいれば、スキルはあるのに仕事が取れなくて稼げない人もいます。


営業やディレクションをしなくて良い

中にはなるべく新規の人と関わりたくない方もいます。

下請けで、かつ付き合いがある会社が限られていれば、その会社の人意外とのやりとりはほぼないです。

ただし、その場合は取引を分散させた方が良いです。1社や2社に依存すると、その会社が潰れたり、人を雇って外注する必要がなくなれば、収入がいきなり半減するような恐ろしいことが起きます。


本業に専念できる

ここでは『本業=コードを書くこと』としています。

提案資料を作ったり、営業をしたり、ディレクションをしたりといった作業がなければ、本業に集中することができます。

コードを書くことに集中したい人にとっては下請けは悪くないです。技術を売りにしている人にはそのような考え方の人も多くいます。それはそれで全然良いと個人的には思います。

web制作を下請けするデメリット

単価が安い

もちろん下請けになればなるほど単価は安くなります。

200万の予算のものが横流しで外注して、最終的に制作する人へいくまでに、抜かれに抜かれ、制作者の取り分は50万程度といったこともあると思います。

業界的にはあるあるですが、クライアントからしたら完全に余計なコストです…


クライアントに提案がしにくい

下請けで制作を請け負う場合は、基本的に仕様等決まった状態で、制作の部分だけ請け負うことになるので、何か提案が出来るフェーズは終わっています。

  • こここうした方が良いのにな...
  • 現状のこのコンテンツ自分だったら改善できるのにな...

作っていて、このように思うことがあっても提案できないのは、もどかしいものです。

取引する会社にもよりますが、制作者からの提案をあまりよく思わない会社もあります。僕は思ったことは言うのですが、クライアントさんまでその声が届かず、却下されることも過去にありました。

意味ないとわかりながら時間を使って制作するのは、お金をもらっていてもやりがいはあまり感じません。


営業やディレクションが下手だと余計な工数がかかる

制作を外注している会社には技術のことがほとんどわからない会社もあります

そのような会社の営業やディレクションは、クライアントからの要望にどれくらいの工数がかかるかわからないこともあり、勝手に要望を飲まれると時間を使って大変な思いをするのは制作者になります。

別途予算が出たり、スケジュール引き直しなどをしてもらえればまだ良いのでが、予算も納期も変更なしを強いられることもあります。

経験を積むと先読みして、制作前に釘差しをすることが出来るようになります。


トラブルが発生しやすい

web制作などのクラアントワークは基本的に気をつけていてもトラブルが起こることもあります。

揉めそうなポイントは事前にすり合わせをするべきなのですが、クライアントさんと直で繋がれない下請けではそれが自分ではできません。従って『それ聞いてないけど』みたいなトラブルが起こる確率は高まります。


言われたものを作るだけだとつまらない

これは人それぞれだと思いますが、僕はサイトを作る目的を聞いて、それに最適化されたサイトを作りたいと思っています。

その工程は初期の打ち合わせでやることなので、そこに加われないことがつまらないと感じる方もいると思います。

僕の場合は最初から思っていたわけではなく、初めの頃は作ることに必死でした。徐々に余裕が出来て、このように感じるようになってきました。

良い下請け案件の条件

下請けであっても今の自分がやりたい仕事が出来るのであれば、積極的に受けるべきだと思います。

こんな条件であれば受ける!といった、自分の中のルールを設けておくと良いと思います。その条件は人それぞれなので、一例を紹介します。

  • 間に入る会社とディレクターがちゃんとしている
  • 実績やポートフォリオにして良い
  • 自分が試してみたい技術に挑戦できる
  • 良い経験が得られる

これらの条件があればメリットがあるのではないでしょうか。

間に入る会社とディレクターがちゃんとしている

これはトラブル回避の観点からしても、必須の条件です。

前述した通り、『良い会社のクライアントは良いクライアント』であることが多いです。

実績やポートフォリオにして良い

下請けではなかなか自分の実績として公表出来ません。

秘密保持を結んでいるのに、勝手に実績にしてトラブルになるなんて事が起こらないように、ポートフォリオにしたい場合はちゃんと許可を取りましょう。

公開できる実績やポートフォリオがない人は実績にして良い案件であれば、多少安くても受けても良いかもしれません。

自分が試してみたい技術に挑戦できる

自分で勉強していて、使ってみたい技術などがあり、それを使わせてもらえるのであれば、自分にとって勉強になると思います。

ただし、勉強中の技術に関して挑戦するかどうかの判断は慎重に行った方が良いです。出来ませんでしたでは済まされないし、多くの人に迷惑をかけることなるので、その点は注意が必要です。

良い経験が得られる

例えば誰かのサポートとしてプロジェクトに参加するような案件でも、その人からスキルを盗めるのであれば、勉強になり、かつお金ももらえるので、とても良い案件だと思います。

下請けから抜け出せない問題には注意

直受けへの移行やweb制作以外のことにも挑戦したい方は、下請けから抜け出せない問題には注意した方が良いです。

100%下請けで仕事をしていると、『下請けを辞める = 収入0になる』になるのでキッパリとは辞めることはできません。

また、仕事がない時期も経験していると、仕事を断ったら今後入ってこないんじゃないか?と不安になるかもしれません。

  1. 直受けへの移行やweb制作以外のことにも挑戦したい
  2. でも下請け案件の打診が来る、そして受ける
  3. 時間がなくなって新しい挑戦ができない
  4. また下請けの案件が来る
  5. ...

仕事の依頼がたくさん来ることはありがたいことですが、このサイクルに陥るといつまでも新しいことへの挑戦ができなくなります。断る勇気も大切です。

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