プログラミングスクール vs 独学!どちらが良い?それぞれの特徴を現役エンジニアが比較

この記事の目次

プログラミングの勉強を始めようと思った時に、『プログラミングスクールと独学』どちらが良いかで悩む方も多いと思います。

僕はフリーランス1年目にコーディングやプログラミングを個人で教えていました。 現在はweb制作、web開発、コンサルなどのクライアントワークをメインに活動しながら、フリーランス仲間とwebサービスを作ったりしています。

  • 今まで約100人にプログラミングを教えてきた
  • 自分は独学で勉強した
  • 現在フリーランス

このような経歴の僕から見て、『プログラミングスクールと独学』どちらが良いのか、について思うことを書きました。プログラミング教育と実務経験、どちらもある人は多くはいないので、是非参考にしてみてください。

プログラミングスクールか独学かの選択はその人の性格と今までの経験による

当然ですが、全員がプログラミングスクールに通った方が良いとか、全員独学で良いとか、そんなことはありません。

その人の性格や今までやってきたことによって、プログラミングスクールに通った方が挫折せずにスキルを習得できる人もいれば、独学でも問題なく出来る人もいます。

具体的に下記の質問の答えにYESが多い人はプログラミングスクールに通った方が良い傾向にあると個人的には感じています。

  • 今までPCをいじることがあまりなかった&好きではなかった
  • 機械に弱い
  • 数学など理系科目が苦手
  • 論理的に考えることが苦手
  • 誘惑に負けず1人黙々と勉強することが苦手
  • 受験勉強など長期間勉強をして結果を出した経験がない

特に最後の2つがYESの場合、プログラミングに限らず、何をやっても独学は苦戦することが多いように思います。

逆にNOが多い場合まずは独学で勉強してみて良いと思います。僕も独学ですし、周りのエンジニアで独学の人はたくさんいます。

独学が不可能かについたは下記の記事を是非参考に!

プログラミングスクールに通うのは良いけど、どこに通うかが大事

お金さえあれば、プログラミングスクールに通うことで何か大きなマイナスが生じることはほとんどありません。

ただ、最近は60万を超えるような高額なスクールも増えてきています。(というか大手はほぼこの価格帯)

60万払って、徹底的にサポートしてくれるのなら良いですが、そういったところばかりではありません。プログラミングスクールの闇については下記の記事を読んでみてください。

プログラミングスクール側のポジショントークに騙されないように、まずはプログラミングスクールのキャッシュポイントについて理解する必要があります。

プログラミングスクール(特に大手)のキャッシュポイントは大抵、下記の2つです。

  • スクールの受講料(生徒から取る)
  • 生徒が転職や就職に成功した際の紹介料(紹介先の企業から取る)

大手は大体のプログラミングスクールが独自の学習教材で自習させて、質問は通い放題や質問し放題で対応するという形を取っています。

このシステムは通わない生徒や質問しない生徒が多いほど人件費がかからず、プログラミングスクール側が儲かる構造になっています。それ故、契約させてからあとはほどほどにサポートして卒業させるようなところもあります。

ただ、転職コースの場合、生徒にかなりコミットさせていて、スクール側も手厚くサポートします。

受講料0円のプログラミングスクールが存在するのは、転職や就職に成功した際に紹介料で稼げるからです。この紹介料は受講料なんかより全然高額になります。そんな高額を払ってでもエンジニアが欲しい企業がたくさんあるわけなので、やっぱりエンジニアは需要あるんです。

それ故、『3ヶ月でエンジニアに!』のような甘い言葉で生徒を釣って、勉強させてとにかく転職させる。そんな生徒のことを考えているとは言い難いことをやっているところもあります。プログラミングスクールが現役のエンジニアに嫌われまくっているのはこういった理由です。

※もちろん卒業までちゃんとサポートしてくれるプログラミングスクールもあるので、プログラミングスクールが駄目と言いたいわけではありません。良いとこ選ぶ必要があるという話しです。

プログラミングスクールと独学の特徴比較

プログラミングスクールと独学についての特徴(メリット、デメリット)に関して解説します。

ここでの『プログラミングスクール』とは集団、個別、講義形式、自習形式、問わず講師がいて自由に質問が出来るという条件にします。

自由に質問できないのであれば、独学と同じなので通う意味はほぼないです。教材とかの価値もあるじゃん!と思う方もいるかもしれませんが、教材なら市販の本で十分です。プログラミングスクールの教材への価値は全くありません。あくまでモチベーションの維持がスクールの最大の価値です。

モチベーションに関して

プログラミングスクール側が1番コミットすべきことはモチベーション管理です。

ライザップも徹底的なモチベーション管理と目標達成まで併走する姿勢があるから、1人では続かなかったダイエットが成功しやすくなります。プログラミングも同じで、良いスクールはこれをやってくれるので、当然挫折率は下がります。

プログラミングは勉強すれば誰でも出来るようになります。ただかなりの方が挫折します。よくわからない英語の呪文のようなもの(コード)を書いて、勉強した通りに書いている(つもり)のに思い通りにいかないのですから辞めたくなる気持ちもわかります。

僕は大学でプログラミングが必修だったので、続けるしか選択肢はありませんでしたが、始めたばかりの頃は、何度PCをベランダからぶん投げてやろうと思ったか。はじめのうちは単純なミスに気づかず、何時間も頭を悩ませたりします。

そうしているうちにモチベーションが下がり挫折してしまうことが多いのですが、スクールに通っている場合は、カウンセラーや講師が進捗管理をしてくます。また、お金を払ったから辞められないという気持ちにも少しはなれます。

とにかくちゃんと続ければ、いつか『あれ?わかってきたぞ!』という瞬間がくるので、それまで頑張り続けるのが大事です。

習得時間に関して

基本的に初学者の人が勉強中に詰まって30分以上悩むのは無駄です。誰かに聞けるなら聞いて解決して次に進む方が断然効率が良いです。

多くのスクールはわからないところは教室やオンラインチャットで質問できるので、効率的に学習を進めることが出来ます。

問題解決やアドバイスをしてくれる講師がいることは、技術的にもメンタル的にもかなり心強いものです。

プログラミングが楽しくなってくるのは、ある程度できるようになってからなので、そういった意味でも習得時間を短くすることは良いことです。

既に書きましたが、プログラミングはバグに悩ませられますし、勉強している中でどうしても理解できないところや、実装できないことが出てきます。

teratailtなどをを使って解決することも出来ますが、基本的に自分でどうにかする必要があります。勉強慣れしている人や普段からPCをよく使う人ならまだしも、完全に0からスタートだと最初は大変です。

最近はMENTAも流行っているので、スクールに通うほどのお金はないけど、独学は不安という方はメンターを付けるのも良いと思います。

就職や転職に関して

大手のプログラミングスクールは就職や転職支援をしてくれるところがほとんどです。

企業を紹介してくれたり、一緒に自己分析や面接対策をしてくれたりといった、サポートです。就職や転職が目的な方は、紹介先の企業が多いので受講料は高額ですが、大手のほうが良かったりもします。

ただ前述した通り、就職・転職先をプログラミングスクール側の都合で進めてくることもあるので、そこは注意が必要です。

一緒に学習する仲間に関して

これはオンラインではなくリアルな教室に限りますが、スクールに通えば周りは自分と同じように勉強を始めたばかりの人たちです。独学で勉強するのは、強い意志が必要なので仲間がいることは大きなメリットです。『自分も頑張らなくては!』という気持ちになります。

友達を作って一緒に頑張ったり、講師と仲良くなってモチベーションを上げてもらえれば挫折する確率も減ります。

自分1人で頑張れるか不安な方は、コミュニティ色の強いスクールを選ぶと良いです。

因みにジムで1年後の筋トレ継続率は4%程度らしいです。プログラミング学習の継続率も独学だとこれくらいだと思います。

金銭的コストに関して

『月10000円~』や『月29000円~』とうたっているスクールもありますが、それは分割だったり、最初に10万円以上の登録料が必要だったりします。転職成功したら全額キャッシュバックや無料のスクールも中にはあります。

大手の転職コースは60~80万円くらいになることもあるので、金額だけ見ると決して安くない買い物です。(いや、むしろ超高い)それでもエンジニアの給料は高いし、フリーランスになれば最低でも1日の作業で4万円~くらいは稼げるので特段悪い投資だとは思いません。

0円で学習するのは流石に非効率なので、少しはお金をかけたほうが良いです。本、ドットインストール、Udemyがおすすめです。

ビジネスインフルエンサーが数万円程度の学習教材を販売していますが、買わない方が良いです。正直、インフルエンサーは影響力はあっても、技術力は微妙な人も多いです。

普通に考えればわかりますが、本はその業界で有名な人が書いているので質は高いです。

勉強方法関連の記事も書いているので是非参考にしてみてください

学習能力に関して

webの世界は、新しい技術やトレンドの流れも速いので、常に学び続ける必要があります。

受験でもプログラミングでも英語でも、何かを学ぶプロセスは共通していることが多くあります。今の時代、ほぼ無料でなんでも学べるので、『学ぶ力』があればコスパの良い人生が送れるでしょう。

学歴は関係ないと言いたいところですが、学歴がある人は習得するまでにかかる時間が速いように思います。それはやっぱり、学ぶ力があるからです。

自分で苦しんで考えて学んだことは、絶対に今後生きてきます。

そういった意味では独学で苦しい思いをして学ぶことは、長い目で見るとプラスになるという考え方もできます。

プログラミング出来るとめっちゃ良いことあります!!

プログラミングが出来ると良いことがたくさんあります。

  • 優秀なエンジニア不足な会社が多い
  • プログラミングはスキルレベルを計るのが簡単なので、学歴で評価されない
  • PC1台でどこででも仕事ができるので、フリーランスになればかなり自由な生活が送れる
  • 最近だとリモートワーク可のところも多かったり、サラリーマンでも結構自由
  • 仕事の単価が高く、儲かる

ただし必要とされてるのは"優秀な"エンジニアです。ただ少し勉強して、すぐに高額な給料をもらえたり、フリーランスになれたりするわけではないので、本気で勉強しないといけません。

プログラミングは好き嫌いはあるので、全ての人がやれば良いとは全く思いません。ただ、好きな人にとってはかなり良い仕事だと思います。とりあえず暇な学生と人生くすぶっている社会人はプログラミングやってみましょう。

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