プログラミング学習の独学は無理なのか?について

この記事の目次

『プログラミング学習の独学が可能かどうか』の議論はSNSでもたまに目にします。これから勉強を始めようと思っている方にとって、気になるテーマでもあると思います。

『プログラミング 独学 無理』でググると、無理→プログラミングスクールに通いましょうという流れが多いですね。なぜなら、そのサイトは、アフィリエイトをやっているからです。笑

現在、僕はweb制作、web開発、コンサルなどのクライアントワークをメインに活動しながら、フリーランス仲間とwebサービスを作ったりしています。

web系の仕事をしているのでもちろん周りにエンジニアはたくさんいます。独学でエンジニアになった人もいれば、プログラミングスクールに通った人もいますし、新卒でIT系の企業に入って仕事しながら習得した人もいます。

過去に自分でプログラミングを100名近くに教えていたこともありますし、プログラミングスクールのコンサルもやっているので、かなりの数の駆け出しエンジニアも見てきました。

それらの経験から、プログラミングを独学で勉強することは可能かどうかについて書きました。

プログラミングを約100人に教えて感じたこと

プログラミングは諦めずに継続さえすれば、誰でもいつか出来るようになります。ただ、その諦めずに継続することが何より難しいことで、その人の性格やスペックによって独学の難易度は変わってきます。

よく挫折せずにやり切れるかは目的次第なんてことも聞きますが、僕はあまりそう思いません。認めたくないだけで実際は目的より性格やスペック次第ではないかと思います。

  • Progateなどで少しプログラミングに触れてみて楽しいと感じた人
  • 理系教科が得意、もしくは文系でもかなり勉強をしてきた

賛否ありそうですが、上記2点どちらかでも当てはまれば、独学でやっていける可能性は高いと思います。

ただし、可能性が高いと言っても、大半の人は挫折します。プログラミングを習得した人の中に独学で勉強した人も多くいるから、可能と言っているだけで、まず大前提として独学だろうがプログラミングスクールに通おうが、多くの人が挫折して途中で辞めます。

大金を叩いて、プログラミングスクールの契約をしても、モチベーションが続かずに通わなくなるのはどこのスクールもあるあるです。

藤沢数希さんのこちらのツイートはジムでの筋トレ継続率ですが、プログラミングや英会話などにも当てはまると思います。1年後の継続率4%は僕の体感的にも、あっている気がします。

多くの人を見てきてとにかく大事なのは、モチベーションを維持して継続することだと強く感じました。独学だとそのモチベーションの維持の難易度が高いのは事実です。

プログラミング学習の環境について。独学やスクールよりもまずは就職を考えるべき!

継続できる、挫折しない環境に身を置くのが、プログラミングを習得する上で最も大切なことです。ではどんな環境が挫折しにくいか…

  1. 就職してしまう
  2. プログラミングスクールやメンターを使う
  3. 独学

挫折率はこの順に低くなると思います。

そもそも、『スクール vs 独学』で考えがちですが、1番良いのは就職してしまうことです。これが出来るのであれば、圧倒的に良いに決まっています。お金を貰いながら学べて、しかも企業に良くも悪くも監視されているので、続けるほかありません。

転職の場合はある程度基礎を身につけてから転職活動をしないと、どこも入れないと思いますが、新卒ならそんなことありません。僕は大学→大学院→フリーランスと新卒カードを捨てたのですが、多くの人にとってそれはかなりもったいないことです。

転職組に関しては、未経験OKと書いてある求人も実際は純粋な未経験はほぼ取らないので、結局なんらかの方法である程度基礎は身につけないといけません。

未経験OKは省略してるだけで、実際は"実務"未経験OKなのです。実務はやってなくても、『自分で勉強して基礎はわかってるよね!』が前提です。まぁでもそれは普通だと思います。しばらくはバリュー0でも長い目で見れるほど余裕がある会社ばかりではありません。

就職するという選択肢は新卒以外ないわけで、それを除いたら、プログラミングスクールやメンターに通うという選択肢があります。お金を払ったからには取り返そうと言う気持ちが少しは働くし、質問出来る環境は躓きにくくなります。また、オンラインではなく、リアルなスクールは同じ生徒同士の交流や繋がりも出来るので、一緒に頑張る仲間が出来て挫折率も下がるでしょう。

そして最後に、1番ハードルが高いのが独学です。 勉強を初めて、最初の頃は理解できなくて、1人何時間も悩むこともあると思います。わからないことやバグも基本自分で解決しないといけません。周りには誘惑もいっぱいあるし、励ましてくれる人もいません。この状況で独学できる人は、意思が強いか、プログラミングが楽しいと思た人です。

しかし、確かにハードルは高いものの、独学で勉強してエンジニアになった人は世の中にたくさんいます。僕も独学です。

塾や家庭教師にお金をかけ、参考書もいっぱい買って大学に受かる人もいれば、ほとんどお金をかけずに独学で受かってしまう人もいるのと同じです。

勉強方法に関する記事は下記を参考にしてみてください。

プログラミング学習の独学が可能な理由

具体的に僕がプログラミング学習が可能だと思う理由について紹介します。

独学で勉強するための情報が大量にある

今は独学で勉強するための書籍や学習サービスがたくさんあります。

基礎を学ぶには十分です。個人的には書籍、udemy、ドットインストールがおすすめです。プログラミングに少し触れてみたいってくらいの人にはProgateも良いと思います。

たまに間違ったことや実務でそんなことしなくないか?と思うこともありますが、書籍は多くのチェックが入って出版されているので、情報の正しさという観点でも必ず1冊はやると良いです。

意気込んで中級者向けのものを使う必要はありません。最初はとにかく簡単な超入門から始めましょう。

情報が多いことは良いことですが、その情報を精査出来ないとお金と時間を無駄にすることにもなります。とりあえずアフィリエイターとビジネスインフルエンサーの言ってることは信じない方が良いです。笑

初心者向けで信用できる発信者の方を何人か紹介しておきます。

勝又健太さん たにぐち まことさん しまぶーさん シバタヒロノさん アキユキさん

主要プログラミング言語のエラーや疑問は基本ググれば解決する

0からプログラミングを勉強する場合の主要言語は限られています。

業種 習得すべきスキル
webデザイン HTML・CSS/JavaScript/WordPress
フロントエンド HTML・CSS/JavaScript
バックエンド Ruby or PHP or (Python)
スマホアプリ Swift or Kotlin(or Java)

これらの言語は情報も多く、自分がはまったところは他の人もはまっていることが多く、個人ブログやQiitaなどでその解決策を紹介している場合が多いです。

エンジニアになれば一生ググって解決し続けるので、ググる力は必須です。確かに10分くらい悩んでわからなければ教えてもたった方が効率的ではあります。そのためにスクールに通ったりメンターをつけるかは自分のお財布との相談かなと思います。

昔に比べプログラミングは簡単になっている

10年以上昔にプログラミングを始めた人は、情報もないし、今より習得の難易度も格段に高かったようです。

それに比べれば、今はフレームワークを使えばあまり理解していなくても、なんとなくそれっぽいものを作れたり、難易度はかなり下がりました。(ホリエモンもどこかでそんなこと言っていたような)※もちろん理解はしなくても出来れば良いというわけではありません。

確かに最初はわけがわからないのですが、ある時から『あれ?わかってきたぞ!』という瞬間がきます。そこまで頑張ることが大事で、その壁を越えると自分の作りたいものが作れるようになってきたり、楽しくなってくるでしょう。

プログラミングの独学が向いている人の4つの特徴

プログラミングスクールに通っても独学でも、かなりの人が挫折するプログラミングの勉強ですが、一体どんな人であれば継続ができるのか。中でも1番ハードルの高い、独学で習得した人はどんな人なのか、その特徴を説明します。

あくまで僕観測で、サンプル数がかなり多いわけではありません。

勉強慣れしている

勉強慣れしている人は、効率的に勉強する方法や自分にあった勉強法をわかっています。それに辛抱強さもあります。

学歴が高い方が有利という話しでは全然ないです。 プログラミングは覚える勉強ではなく、理解する勉強です。理解して使いこなせることが重要なので、暗記でそこそこの学歴をゲット出来る受験勉強とは少し違います。理系が強いと言われているのは、『理解する勉強』だからです。(文系出身エンジニアもいっぱいいます。)

受験勉強や学校の勉強に限らず、何か熱心に勉強していた人は強いように思います。

これは想像ですが、ゲーマーとかも向いているのではないでしょうか。余談ですが、ゲーマーは投資にも向いているとよく言われます。有名な億トレーダーでゲーム好きは結構多いです。

絶対に習得しないといけない理由がある

僕の場合はこれがあったので独学できました。

僕は学生を卒業して、就職しないと決めていたので、どうにかして食っていかなきゃいけない、だからプログラミングをやらなきゃいけない、出来るようにならないと生活できない、とやらないといけない理由がありました。だから続けてられました。

※プログラミングは大学の授業でやっていたので正確にはHTML・CSS/JavaScript/WordPressなどを独学で勉強しました。

全然良い例えではないのですが、1年後プログラミングが出来るようにならなかったら、大切な人を殺すと言われたら、そりゃ誰だって本気で勉強するし、出来るようになります。強烈な理由(モチベーション)があれば続くわけです。

好きなことにハマりやすい性格

プログラミングをやってみて、面白い、楽しいと感じられる人は独学でもやっていける可能性が高いです。

誰でも好きなことはあると思います。その好きなことだったら、何時間でも出来るのではないでしょうか?僕は映画と読書が好きで、1日中見てられます。今はプログラミングを1日中やるのは無理です。笑

僕が教えてた方で、ハマって夢中で何時間も勉強していた人がいました。その人は未経験から1年くらいでフリーランスになっています。

逆に全く好きになれない人はやめた方が良いです。いくら稼げても、自由な生活が出来ても、好きなことを仕事にしないと楽しくないと思います。

プログラミング以外で成功体験がある

スポーツでも勉強でも1度何かで成功体験がある人は、新しいことに挑戦するときも強い傾向にある気がします。

辛抱強さというか、気合いと根性というか…。だから成功は連鎖するのかなと、個人的には思っています。

現に一緒に働いてるメンバー(エンジニア)は高校の部活で良い成績を残している人が多いです。

独学で効率的に学習するために気をつけること

就職やスクールと比べると独学は非効率なことは確かです。

出来る限り無駄なことをしないように、何をどう勉強するのが良いかの情報収集は念入りにやりましょう。この業界はポジショントークで溢れているので、疑ってかかるくらいのスタンスが良いです。

また、勉強をしていてハマったことはteratailなんかを利用して解決するなど、工夫することも大切です。

この記事を読んでくださった人は勉強をこれから始めるか、勉強中の人が多いと思います。是非"ほどほどに"理想の未来を想像し、ワクワクしながら頑張ってください。

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