MEO対策とは?仕組みからやり方まで全て解説!

2019-12-06
Writing by Naoto

webで集客したいと思った時に、打つべき施策はたくさんあります。SEO,MEO,SNS,広告,LPO,ポータルサイトへの登録と最適化などなど。その中でMEO対策は重要で比較的簡単なのに、しっかり対応されている企業が少ないように思います。

 

Googleは現在自動運転にかなり力をいれているので、それに伴い必然的にMAPにも力をいれています。したがって、MEO対策は業種によっては必要ない対策ですが、店舗を持っている場合は必須で、しかもかなり熱い施策です。

 

この記事ではMEO対策の説明からやり方まで、なるべくIT業界に関わる人以外にもわかるように解説します。

TOPICS

MEOとは?SEOとの違いは?

MEOとはMap Engine Optimizationの略でマップエンジン最適化と呼ばれるものです。上の画像のようにGoogleマップで検索した際に上位表示させるための施策になります。ローカルSEOと呼ばれることもあります。

 

現在は『地域名 + 〇〇』などのワードでGoogle検索した際、上の画像のように3件が表示されます。これをローカルパックといいます。通常のGoogle検索(自然検索)よりも上に表示されるため、この3件に入ることが重要で、そのための対策をMEO対策と言っても良いでしょう。

 

また、『カフェ』など、地域ワードなしの単体で検索した場合、位置情報から近くのカフェが表示されるようになっています。左の画像のように位置情報の利用を許可してない場合は、利用の許可を求められ、許可すると位置情報を取得して近くのカフェを表示されます。

 

SEOとの違いは?

MEOは知らない方でもSEOなら聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか?

SEOは自然検索で自分の記事を上位表示させる施策です。どのワードで上位表示させたいかにもよりますが、SEOはかなり大変で時間がかかることが多いです。

 

また、マップ検索も自然検索もGoogleが決めたルール(検索アルゴリズム)にもとずいて順位が決まりますが、そのアルゴリズムはGoogleの中の人しかわかりません。僕らは様々な検証をした結果、『この対策が効果的だろう』という予想を元に対策をします。とはいえこの分野は多くの人が膨大な時間をかけて検証しているので、効果のある対策はある程度確立しています。

MEO対策が必要な業種と必要ない業種について

今までの説明で気づいた方も多いと思いますが、MEO対策は必要ない業種もあります。

 

飲食店、オフラインのスクールや塾、病院、歯医者、美容室などあげればキリがないですが、店舗を持ったビジネスをしている企業には有効な施策で、MEO対策は必須です。逆にオンラインのみでビジネスをしている場合は必要ありません。

店舗を持っているならMEO対策は必ずやるべき理由

既に述べたように、店舗を持っているならMEO対策はすべきです。ここではその理由について解説していきます。

集客が見込める

『地域名 + 〇〇』で検索すると、上の画像のように広告→ローカルパック→通常の検索(自然検索)の順で表示されます。よってMEO対策をしてローカルパックに表示されると、そこからの流入が見込めます。

 

『地域名 + 〇〇』などのワードはユーザーの目的がはっきりしているので、来店に繋がりやすいという特徴もあります。

比較的簡単に対策できる

SEOで上位表示させようと思うと、かなりの時間と専門的な知識が必要になります。これに比べてMEOはまだしっかり対応していない企業も多くあるので、一般的にSEOより早く効果が出せる場合が多いです。

 

また、比較的簡単に対策出来て、自然検索よりも上に表示されるので、コスパの良い施策です。

口コミが集められる

MEO対策では後述するGoogleマイビジネスの登録が必須なのですが、Googleマイビジネスではユーザーから口コミを集めることができます。昨今は口コミを重要視するユーザーも多いので、ここで良い口コミが集められれば、イメージアップにも繋がります。

 

逆にマイナスな口コミが集まってしまうと、イメージダウンなので、良いサービスを提供することは重要です。※悪い口コミは不適切なもの以外は基本消してもらえないです。

スマホ利用者にとってマップ機能は便利

この画像はGoogle検索で『近くの』というワードの検索数推移です。

スマホの普及が増え、リテラシーの高いユーザーは位置情報によって検索結果が変わってくることを知っているので、『近くの ラーメン屋』のようなワードで検索することが増えています。

 

そして、検索した結果に、近くのラーメン屋の住所、電話番号、ルートなどが表示されます。ユーザーにとってかなり便利ですよね。この住所や電話番号などはGoogleマイビジネスに登録した内容が載ります。

順位が決まる仕組みとMEO対策で重要なこと

MEO対策はSEO対策と似た部分もありますが、重要とされる指標が若干違ってきます。

MEO対策をする際には必ずGoogleマイビジネスという、Googleが提供している無料のサービスに登録しないといけません。登録していなくても、MAPに表示されることもあるのですが、それはネット上のポータルサイトなどからGoogleが拾ってきた情報で正しいとは限らないので、必ず自分で登録しましょう。

 

ローカルパックに表示させるのには、関連性、距離、知名度が重要です。

 

Googleは常にユーザーの意図を汲み取り最適な情報を提供することを目指しています。そのため検索したワードと関連性が高く、検索した場所に近く、知名度があって信用できる店舗を上位に表示します。

 

Googleにそのような条件を満たしていると判断してもらうための対策がMEO対策になります。ここでは2つの信用できる会社が調査した結果を元に、上位表示させるために重要なことを細かく見ていきます。

Mozの調査

Mozは海外の有名なSEO関連の会社です。

 

下記がローカルパックのランキング決定要因の調査結果です。

Googleマイビジネス:25.12%

リンク:16.53%

レビュー:15.44%

ページ上:13.82%

サイテーション:10.82%

行動:9.56%

パーソナライゼーション:5.88%

ソーシャル:2.82%

 

そざぞれ簡単に説明します。

 

★ Googleマイビジネス(距離、カテゴリ、タイトルのキーワードなど)

検索したワードとGoogleマイビジネスの情報が合致しているか、店舗の場所と検索した場所がどれくらい近いかなど。

 

★ リンク(被リンク、リンクされたサイトのドメインオーソリティ、リンクされた数など)

Googleマイビジネスには自社や店舗のwebサイトも登録します。そのサイトがどれだけ、外部のサイトにリンクされているか、そのリンクされてるサイトの質は高いかなど。

 

★ レビュー(レビュー数、レビュー速度、レビュー多様性など)

Googleマイビジネスのレビューの質や量など。

 

★ ページ上(NAPの存在、タイトルのキーワード、ドメインオーソリティなど)

Googleマイビジネスに登録した自社や店舗のwebサイトやポータルサイト(美容室であればホットペッパーなど)の情報と合致しているかなど。

NAPとはName(名前)、Address(住所)、Phone(電話番号)のことで、webサイトやポータルサイトに載せている名前、住所、電話番号と同じにする必要があります。全角半角、大文字小文字なども全て同じにしましょう。

 

★ サイテーション(NAPの一貫性、引用量など)

サイテーションとはweb上で名前、住所、電話番号などを話題にされることです。例えば個人のブログで『〇〇カフェのパンケーキが美味しかった!』など、話題にされた数がどれだけあるかなど。

 

★ 行動(クリックスルー率、電話のクリックやチェックインなど)

表示されたGoogleマイビジネスの情報をどれくらい見たか、クリックしたかなど。

 

★ パーソナライゼーション

過去にどんなものを検索しているかなどの個人の傾向。

 

★ ソーシャル(Google,Facebook,Twitterなどのエンゲージメント)

snsでどれだけ話題にされたかなど。

 

Local SEO Guideの調査

MEO対策関連の有名な会社が行った調査です。

 

まず概要として、ローカル自然検索とローカルパック検索の順位は相関があると書かれています。つまり『地域名 + 〇〇』で検索された際に自然検索で上位表示されている企業や店舗はマップ検索でも上位に表示されているということです。したがって、マップ検索で上位表示させたかったら(ローカルパックに表示させたかったら)、まず自社や店舗のサイトから改善しないといけない場合もあります。

 

この調査結果から、Googleマイビジネスの内容がかなり重要なことがわかります。特に口コミが重要で、口コミの中のキーワード、年/月/週単位での口コミ数、口コミへの返信など、細かい点を総合的に判断して順位を決めているとのことです。Googleマイビジネスに投稿する写真も重要だと書いてあります。

 

また、Googleマイビジネスではwebサイトを登録する項目があるのですが、Googleはそのwebサイトの内容もチェックしていて、webサイトの中に出てくる単語の数なども評価に入れています。SEOでも単語数は重要と言われているのですが、ただ単純にwebサイトの中で検索される単語を詰め込めば良いというわけではなく、自然な形でユーザーの利便性第一でwebサイトは作るべきです。

MEO対策のやり方

ここではでは具体的にどんなことをすれば良いのか、『まずはこれだけは必ずやりましょう!』という最低限の内容を説明します。webサイトはちゃんとしたものがあるという前提で説明します。なければwebサイトも同時進行で制作しましょう。

 

Point1

Googleマイビジネスに登録

Googleマイビジネスの情報を充実させます。写真も必ず、できれば多めにアップします。業者に頼んで、ストリートビューを載せることもできるのですが、一旦はなくて良いと思います。各情報漏れなく、かつwebサイトやポータルサイトの情報と同じにしてください。

悪い例

webサイト→渋谷区2ー12−4

Googleマイビジネス→渋谷区2-12-4

全角半角等も全て同じにしてください。また、タイトルには検索されるワード(地域名)を含めましょう。複数店舗も登録できるので、複数店舗がある方は必ず全店舗登録してください。

 

Point2

口コミを集める

前述したように口コミはマップ検索で上位表示させるために、かなり重要です。口コミを集められるような工夫をしましょう。例えば、口コミを書いてくれたら〇〇% offなどをやっても良いと思いますし、直接お客さんに『よかったら口コミ書いてください。』と一声かけるなどしても良いでしょう。とにかく良い口コミを集めましょう。また、口コミには返信ができるので、返信も必ずしましょう。

 

Point3

投稿をする

Googleマイビジネスには画像とテキストで投稿ができる機能があります。毎日投稿とかはしなくても良いですが、週に2,3回くらいは投稿して、ちゃんとビジネスをしている(閉店していない)ことをGoogleにアピールし、ユーザにも知ってもらいましょう。

 

まずは最低限上記の3つをやりましょう。そして順位の変動もチェックしましょう。ただし、前述した通り、検索する場所によって結果は変わるので注意しましょう。順位チェックツールは月1万以下で使えるものが多いので本気でMEO対策したい方は導入しましょう。

web集客はかなり大変

この記事ではMEO対策について解説しました。web集客は何か1つだけやれば良いというわけではなく、色んな対策が必要で、その対策も業種やそのビジネスの強みや競合によっても変わってきます。

 

リスティングなどの広告はクリック単価が高騰していたり、SEOでは競合がたくさんいて時間をかけないと勝てなかったり、まぁ色々大変です。ただ、その中で工夫したり、正しい施策が打てれば効果は出ます。業種によっては結構簡単に集客できちゃったりするケースもないことはないです。

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

何かご質問などあればTwitter(@naoto_k0401)で連絡ください!!